3.初弾が偏位弾 (全近又は全遠) の場合の目標存在公算これについては、『射法の要素』 の 『初照尺の精度』 中の 「 初弾観測後の目標存在公算 (事後公算)」 で詳しく説明したとおりです。 ただし、射心移動公誤がある場合には、捕捉公算曲線 (η) を射心移動を加味した捕捉公算曲線 (η’) にするか、それとも初弾偏倚公誤に射心移動公誤を合併したものにするかの、どちらかの方法を用いて計算する必要があります。 なお、旧海軍では一般的に前者を用いていました。 各砲種ごとの各射距離に対する計算結果をグラフにすると、次の様になります。 (計算は省略しますので、興味のある方は、上記1.項のデータを使用して計算してみてください。) 最終更新 : 25/May/2015 |