5.本射中の修正(4) −本射中に弾着が一方位に偏した場合本射中に弾着が一方位に偏した場合には、観測距間量に 100 を加えた修正 を行います。 この場合は、時隔 (t1) が異なる以外は前項の 「初弾夾叉で本射第1弾が偏弾の場合」 と同じ要領で修正量を計算することができます。 大口径砲、射距離 30000mの場合について具体的に求めてみると次の様になります。
ただしこの修正量については、昭和12年の 「艦砲射撃教範」 においては次の表現となっております。 本射中夾叉より一方位に偏した時は、偏倚量又はこれよりやや大きい修正 を行う。 最終更新 : 05/Jun/2015 |