|
||||||||||
第9話 発射門数と命中率 |
問題の所在 ← 現在 |
命中率と命中速度 |
弾道と射弾散布 |
試射と本射 |
一斉打方と交互打方 |
問題の結論 |
ネット上の某所にあったことですが、
門数が倍化しても、命中率は倍では無く √(増えた門数+門数)÷√(門数) だと聞いたのですが
という質問でした。
確かにこの質問には、回答者のレスにもあったように発射門数と命中率についてその前提のことが全く欠落しているというのはその通りですが ・・・・
しかしながら前提条件なしの極々単純な問いであるならは、射撃理論云々以前の高校の数物でも習ったことで十分です。 逆に実際の艦砲射撃においては、そのような簡単な数式で表されるような話ではありません。
その反面、回答者のレスも的外れというか何というか、艦砲射撃の理論に基づいてキチンと説明されたものはありませんでした (^_^;
交互打方の採用により、修正が早く、正確になるため、命中率は向上 ?
公算射撃 (散布界の選定等) ?
6から9 (10?) 門が、命中率が良好 ?
12門艦は交互打ち方を、8、9門艦は一斉射撃を主用 ?
そもそも
命中率とは、どの様な概念でしょうか
と質問者に聞き返す回答者もありましたが、命中率の概念? あるのは “定義” で、それも専門用語ですらないごく普通の用語です。
ということで、これを機会にご来訪の皆さんに少しご説明をしたいと思います。
最終更新 : 30/Jul/2017