全量射法




   1.初照尺の決定法
   2.対変距修正量
   3.命中主義と局限主義
   4.修正の具体例  ← 現在の頁




4.修正の具体例


以下に全量射法における修正要領の具体例をいくつか示しますが、何れも捕捉濶度を 500 とし、かつ一般的な場合 (門数が少なく、飛行秒時か短いような特別の例ではない) とします。

また本項に限り、符号として距離修正量を R、距離猶余を S とします。


(1) 対変距修正量 R=−100 とする対勢の場合


修正要領 : 変距射法の修正に対変距修正量を加味する命中主義とします。




(2) 対変距修正量 R=−200 とする対勢の場合


修正要領 : (1) と同じく命中主義を採る。 




(3) 対変距修正量 R=−300 とする対勢の場合


修正要領 : 局限主義を採用し、猶余量 S=−100 とする。 ただし、補足するまでは猶余量はとらない。




(4) 対変距修正量 R=−400 とする対勢の場合


修正要領 : 猶余量 S=−200 とする他は (3) に同じ。








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最終更新 : 03/Jun/2015







水上射撃の射法理論

   始めに

   試射の要領

   本射の要領

   測距射法

   全量射法 

   自変距射法

   左右修正

   転舵修正

   飛行機観測