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第10話 二十五粍三連装機銃について |
問題の所在 |
各種機銃要目 |
九六式二十五粍機銃 銃架型別 ← 現在 |
銃の基本構造 |
礎台架構の基本構造 |
照準器 |
整備・取扱法 |
問題の結論 |
九六式二十五粍機銃の銃架には、単装、連装、三連装のそれぞれについて幾つかの型式がありますが、次の表は昭和19年に横須賀海軍砲術学校が纏めたものです。
この表についても、他の旧海軍の史料や関係者が戦後ものしたものなどにもありますが、まずはこれで十分に根拠となるものでしょう。
なお、追記すべきものとして海軍艦政本部が作成した『機銃型別一覧表(航空機用を除く)』が昭和14年と昭和19年にそれぞれ内令兵53号別冊及び内令兵34号別冊として出されています。 これらは防衛研究所に所蔵されていますが、ただし複写禁止とされており、写筆するか一旦個人で写真で撮ったものを改めて表に起こし直す必要があります。
とはいっても、両一覧表の内容は性能要目を主とするものであり、本連載の解説のための参考としては海軍砲術学校作成の前掲の『各種機銃要目』と本『九六式二十五粍機銃 銃架型別』で十分であり、かつ使用に便利です。
最終更新 : 13/Oct/2019