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爆雷水圧投下装置 其の二 投下枠使用



水上艦艇に装備して水圧力により投下枠を作動させるもので、大正13年2月6日艦本機密第352号通牒により横須賀海軍工廠機雷実験部において開発、実験を行ったものですが、その後の詳細については不明です。








 主 要 目


  投下枠   高 さ   500 mm
  全 長   670 mm
  全 幅   660 mm
  支座取付間隔   500 mm
  扼止板幅   455 mm
  水圧投下機   装備全重量   14.950 kg  (覆い共)
  高 さ   115 mm
  取付座   150 mm x 500 mm
  発条力合計   装備時  17.500 kg
  作動時  32.200 kg
  水圧ポンプ 並びに
  水槽
  装備全重量   13.350 kg  (覆い共)
  ポンプ   高さ  465 mm
  把手長さ  235 mm
  内径  25.4 mm
  喞子摺動部長さ  322 mm
  投下時の水圧力  2.850 kg/cm
  水 槽   寸法  128 mm x 128 mm x 180 mm
  清水容量  2.7 リットル



 性能大要


  使用爆雷   八八式爆雷、 九一式爆雷一型
  使用滑走輪   爆雷滑走輪、 同 一型
  取付角度   爆雷軌道傾斜部両側において甲板に水平
  扼止板扼止位置   爆雷滑走輪2個の中間
  艦内装備位置   艦尾爆雷軌道傾斜部先端
  投下枠の作動順序   1.水圧ポンプを作動させる
  2.水圧投下機繋止扼を開放
  3.爆雷固縛索を弛緩させる
  4.扼止板が捻廻発条により左右に開かれる
  5.爆雷支持片の扼金の扼止を解く
  6.爆雷は爆雷軌道の14度傾斜面に沿って自重により落下






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 最終更新 : 10/Dec/2017