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九一式爆雷一型



水上艦艇より投射又は落下する対潜爆雷で、横須賀海軍工廠機雷実験部が八八式爆雷より機構が簡単で作動が確実、組み立て容易、かつ価格低廉である爆雷を企図し、昭和7年5月25日に艦本機密第3606号通牒により 爆雷改二 の名称の下に試製実験された後、昭和9年1月内令兵第1号を以て兵器採用されました。







 主 要 目


  全 長   775 mm
  缶 径   450 mm
  胴体厚さ   4 mm
  装備全重量   160 kg
  空缶重量   60 kg (内機共)
  炸薬室容積   108 リットル



 性能大要


  炸 薬   下瀬火薬  148 kg  成形
  導火薬   下瀬火薬  465 g  圧搾
  信 管   三式爆雷信管一型、 同 二型
  発火深度   35 m、 45m
  沈降速度   約 3.2 m/秒
  有効毀害半径   約 50 m
  投射距離   三号投射薬包 (130 g 10C2) にて 約 70 m
  使用投射機   八一式投射機、 九四式投射機
  使用投射箭   爆雷投射箭、 同 一型
  発火深度調整機構   圧縮量は一定であるが発条2個の組合せにより調定






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 最終更新 : 26/Nov/2017