サイト・トップ頁へ 水雷講堂メニューへ 機雷兵器一覧へ



五号機雷



水上艦艇より敷設する対水上艦艇用機雷で、四号機雷を改造することとして仮称五号機雷と称して計画・実験が行われ、大正5年2月に兵器として採用されたものです。


本機雷の開発の経緯などの詳細については、『極秘帝国海軍水雷術史』 『第6編第6章第2節 機械水雷の発達』 中の 『第1項第2目 自37、8年戦役至大正5年時代』 に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。






 主 要 目


  機雷缶缶体外径   830 mm
  同 高さ   853 mm
  同 厚さ   4 mm
  機雷缶装備全重量   210 kg
  同 浮量   100 kg
  繋維器   方形自働繋維器乙



 性能大要





  炸 薬   下瀬六稜火薬  80 kg
  発火装置   既成電池電路啓閉器式
  安全装置   発火安全装置 : 断縁器、制止栓挿栓器  30分
  浮流安全 : 断連器、注水信管 (運動角度 130度) 
  信 管   機雷電気信管
  導火薬   下瀬火薬  1 kg
  整深装置   分離式  深度調定装置は無し
  敷設最大海深   170 m
  敷設深度   7 m
  安全距離   深度10mにて 55m、20mにて 60m、30mにて 70m






サイト・トップ頁へ 水雷講堂メニューへ 機雷兵器一覧へ 頁トップへ 次頁へ

 最終更新 : 17/Aug/2011