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四号機雷 |
水上艦艇より敷設する対水上艦艇用機雷で、三号機雷より更に炸薬量が大きいものとして計画・実験が行われ、明治41年9月に兵器として採用されたものです。
本機雷の開発の経緯などの詳細については、『極秘帝国海軍水雷術史』 の 『第6編第6章第2節 機械水雷の発達』 中の 『第1項第2目 自37、8年戦役至大正5年時代』 に掲載しておりますので、そちらをご覧下さい。
主 要 目
| 機雷缶缶体直径 |
球形 830 mm |
| 同 高さ |
869 mm |
| 同 厚さ |
4.9 mm |
| 機雷缶装備全重量 |
223 kg |
| 同 浮量 |
86 kg |
| 機雷缶底附加重量 |
13 kg |
| 繋維器 |
方形自働繋維器乙 |
性能大要
| 炸 薬 |
下瀬六稜火薬 61.92 kg |
| 発火装置 |
既成電池電路啓閉器式 |
| 安全装置 |
発火安全装置 : 断縁器、隔時器 30〜45分
浮流自沈 : 隔時器、注水信管 (注水角度 120度) |
| 信 管 |
機雷電気信管 |
| 導火薬 |
下瀬火薬 1 kg |
| 整深装置 |
分離式 深度調定装置は無し |
| 敷設最大海深 |
170 m |
| 敷設深度 |
7 m |
| 安全距離 |
深度10mにて 45m、20mにて 55m、30mにて 65m |
最終更新 : 17/Aug/2011