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5 Inch 51 Caliber Bag Gun Prolectiles

（ 左クリックにて別ウィンドウで拡大表示します。 ）

　AAC　Mk 35

　　● 概　要

主として対空戦に使用する時限信管（MTF）付の対空通常弾 （AAC， Anti-Air Common） で、使用可能な時限信管及び補助信管に制約・制限などの違いがある以外は 5in 38caliber の AAC Mk 35 と同一のものです。　

また、当初補助信管の Mk 17 及び Mk 46を装着したものは、1945年頃には Mk 54 に換装されつつあるとされています。

本弾には Mod 1 〜 12 があることが知られていますが、その差異の詳細は不明です。

なお、本弾では Mod 6 を除き、炸薬の代わりに砂などを充填した演習弾 BL&P（Blind Loaded & P） 及び曳痕剤 Mk 9 付きの BL&T（BL & Tracer） があり、訓練射撃において実弾の代わりに使用します。

　　●　構　成

　　●　要　目

5inchi 38caliber の AAC Mk 35 に同じ。

　AAC（VT） Mk35

　　● 概　要

主として対空戦に使用する近接（VT）信管付の対空通常弾 （AAC， Anti-Air Common） で、使用可能なVT信管や補助信管、それに装薬の制約・制限がある以外は 5inch 38caliber 砲で使用するものと同一 のものです。

本弾では、VT信管 Mk 40 及び Mk-32 Mod 30 は使用しません。

そして、Mk 32 付きのものは、初速 2600 ft／秒の減装薬 （常装薬は初速 3150 ft／秒） でのみ使用することとされています。　特に、 WSF （Wave Suppretion Feature） 機能を有する Mod 40 の使用が推奨され、特に雷撃機や魚雷艇に対して有効であるとされています。

　　●　構　成

　　●　要　目

5inch 38caliber の AAC(VT) Mk 35 に同じ。

　HC　Mk 39

　　● 概　要

主として水上射撃及び対地射撃に使用する通常弾 （HC、High Capacity） です。

米海軍の弾種である HC（High Capacity） は COM（Common） と区別するために、戦後の海上自衛隊ではこれを 「高勢弾」 と言っておりますが、旧海軍の 「通常弾」 に相当するものです。

なお、元々の補助信管の Mk 17 及び Mk 46 が装着されていたものは、1945年頃には Mk 54 に換装されつつあるとされています。

本弾体には Mod 1及び Mod 2 があるとされておりますが、その差異の詳細は不明です。

　　●　構　成

　　●　要　目

最終更新　：　02/Aug/2020