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九一式爆雷二型 |
水上艦艇より落下する対潜攻撃用爆雷で、昭和7年5月31日艦本機密第3747号通牒により 小型爆雷 の名称の元に 一号機雷甲 の缶体を改造してこれに爆雷性能を付与するべく開発されました。 横須賀海軍工廠機雷実験部において試製実験され、昭和9年1月内令兵第1号を以て兵器採用されましたが、実艦搭載及び使用実績などその後の状況は不詳です。
主 要 目
形 状 |
一号機雷甲 の缶体のまま |
全 長 |
800 mm |
缶 径 |
425 mm |
胴体厚さ |
3 mm |
装備全重量 |
102 kg |
缶体重量 |
57 kg (内機共) |
発火装置重量 |
1,150 g |
落下装置 |
落下台及び滑走台を併用 |
性能大要
炸 薬 |
下瀬六稜火薬 45 kg |
導火薬 |
下瀬火薬 250 g 圧搾 |
信 管 |
三式爆雷信管一型、 同 二型 |
発火深度 |
25m、 45m |
調整錘量 |
15kg、 10kg |
沈降速度 |
調整錘 15kg を付した場合 : 約 1.5 m/秒
同 10kg を付した場合 : 約 0.8 m/秒 |
有効毀害半径 |
約 20 m |
発火深度調整機構 |
発条1個により受圧面積の変化により調定 |
最終更新 : 26/Nov/2017