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九三式投射機



水上艦艇に装備する九三式爆雷 (陸用を含む) 用の投射機で、英国ビッカース社から購入したものに改造を加え、昭和5年9月13日官房機密第839号訓令により横須賀海軍工廠機雷実験部において 遠距離爆雷投射機 の名称の下に性能実験が行わたもので、昭和8年11月内令兵第63号により兵器採用されました。






 主 要 目


  装備全重量   2,595 kg
  投射機高さ   1.435 m
  砲 座   外径 : 1.220 m
  重量 : 857 kg
砲 身  重 量   857 kg
 高さ   813 mm
 長さ   1.524 m
 円筒部内径   254 mm
 螺旋部内径   260.35 mm
 螺旋条数   6
 俯仰範囲   −5 〜 +42.5 度
 旋回角度   制限無し



 機能大要


  使用爆雷   九三式爆雷
  投射装薬包   七号投射装薬包、 同 八号、 同 九号
  爆雷初速   八号投射装薬包にて  125 m/秒
  爆雷投射距離   仰角 25度 : 1,190 m
  仰角 30度 : 1,300 m
  仰角 35度 : 1,370 m
  仰角 40度 : 1,400 m
  薬室内最大圧力   八号投射装薬包にて  11.6 kg/mm
  筒内最大圧力   八号投射装薬包にて  1.9 kg/mm
  爆雷飛行秒時   射程 1,400mにて  平均 17.4 秒






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 最終更新 : 10/Dec/2017