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九四式投射機



水上艦艇に装備する対潜爆雷の投射機で、斉射又は単射のいずれでも可能なものです。 横須賀海軍工廠機雷実験部において計画した 爆雷連装投射機 を艦政本部において改造計画したもので、昭和9年3月24日艦本機密第2722号通牒により横須賀海軍工廠機雷実験部において Y型投射機 の名称の下に実験が行われ、昭和9年9月内令兵第38号により兵器採用されました。






 主 要 目


  装備全重量   680 kg
  高さ   1.083 m
  幅   1.484 m
  底面積   900 mm X 500 mm
  投射筒仰角   50 度
  投射筒内径   240 mm



 機能大要


  使用爆雷   九一式爆雷一型、 九二式爆雷
  投射装薬包   四号投射装薬包、 同 五号、 同 六号
  使用投射箭   投射箭一型 (九一式爆雷一型用)
  投射距離   五号投射装薬包の場合 :
    九一式爆雷一型 : 斉射 75 m、 単射 105 m
    九二式爆雷 : 斉射 140 m、 単射 210 m
  爆雷飛行秒時   五号投射装薬包の場合 :
    九一式爆雷一型 : 斉射 4.5 秒、 単射 5.0 秒
    九二式爆雷 : 斉射 6.2 秒、 単射 7.2 秒
  薬室内最大圧力   五号投射装薬包の場合 :
    斉射 3.30 kg/mm、 単射 3.30 kg/mm
  投射筒内最大圧力   五号投射装薬包の場合 :
    斉射 0.65 kg/mm、 単射 0.76 kg/mm
  投射装薬次発装填秒時   約 5 秒






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 最終更新 : 10/Dec/2017