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仮称九四式二号機雷 |
水上艦艇より敷設し専ら河川で使用される対小型水上艦艇用連繋式浮遊機雷です。 一号機雷丙 の名称の下に昭和9年7月の艦本機密6467号により試製実験をしたとされていますが、以後の状況は不明です。
主 要 目
機雷缶外径 |
600 mm |
同 厚さ |
2.3 mm |
炸薬室容積 |
60 リットル |
機雷缶排水量 |
113 kg |
同 装備重量 |
108 kg |
同 浮量 |
5 kg |
連繋索 |
マニラ索、 直径 20 mm、 長さ 25 m、 2条 |
同 重量 |
1条 12 kg (1m毎に桐製浮子を付す) |
同 浮量 |
1条 5 kg |
滑走台重量 |
8 kg |
機雷装備全高 |
650 mm |
機雷一組構成内容 |
機雷缶 2個 |
滑走台 2個 |
連繋索 2個 |
性能大要
炸 薬 |
八八式爆薬 55 kg |
発火装置 |
電路啓閉器及び乾電池式 |
安全装置 |
信管安全装置、 電路切断器 (安全時間 約15分)
浮流安全装置 (14日まで30分毎に調整可能) |
信 管 |
九一式機雷電気信管 |
敷 設 |
五号機雷軌道を使用 |
視認距離 |
肉眼にて 150 m |
発火深度 |
拘捉速力2〜3節の場合 : 0.6 m (缶中心にて)
拘捉速力6〜8節の場合 : 1.5 m (缶中心にて) |
導火薬 |
下瀬火薬 150 g |
最終更新 : 23/Aug/2010