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仮称九一式機雷



水上艦艇より敷設する対潜水艦並びに対水上艦艇用機雷で、水中線及び銅柱触角を使用するものとして 水中線機雷 の名称の下に計画・試製し、昭和6年6月艦本機密2147号により実験を行ったとされていますが、その後の状況については不明です。






 主 要 目


  機雷缶缶体外径   1,050 mm
  同 高さ   1,908 mm
  同 厚さ   4 mm
  機雷缶装備全重量   430 kg
  同 浮量   190 kg
  浮標外形   516 mm
  同 厚さ   2.4 mm
  同 浮量   30 kg
  繋維器重量   570 kg
  合成浮量   175 kg
  機雷装備全高   1,950 mm
  上部水中線   直径 6 mm、  長さ 25 m
  下部水中線   直径 11 mm、  長さ 30 m
  繋維索   浅海用 : 直径 10 mm、 長さ 220 m
  深海用 : 直径 5 mm、 長さ 1,000 m
  深度索   直径 5 mm、 長さ 80 m
  深度錘   25 kg
  機雷缶耐圧強度   缶体 : 15 kg/cm  5分間
  浮標 :  5 kg/cm  5分間



 性能大要


  炸 薬   下瀬火薬  200 kg  鋳填
  (後に八八式爆薬 150 kg に換装)
  発火装置   水中線、継電器及び乾電池による
  別に銅製触角4個
  安全装置   発火安全装置 : 信管安全装置
             (砂糖溶解時間 30分)
  浮流安全装置 : 信管抜き出しによる
  信 管   九一式機雷電気信管
  整深装置   浮上分離式  深度調定装置あり
  敷設最大海深   1,101 m
  敷設深度   71 m
  安全距離   八八式爆薬 深度25mにて 90m 
  継電器感度   作動最小値 : 電流 10 ミリアンペア、 電圧 54 ミリボルト
  挿入抵抗 5〜10Ω にて作動確実
  乾電池起電力   1.5 ボルト  
  短絡電流   7 アンペア






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 最終更新 : 23/Aug/2010