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第3話 日本海軍における丁字戦法に関する一考察 |
ここで公開しますのは、日本銃砲史学会の会報誌 『銃砲史研究』 第378号 (平成25年12月) に掲載された拙稿をディジタル化したものです。 同学会が創設50周年を迎えるにあたり、その記念として昭和44年の同会報誌第12号に掲載された黛氏の論文を再録することとなり、同学会よりその解題を依頼され同会報誌第377号に 『敵前大回頭に関する黛論文の評価と今日的実相』 と題して一文を掲載していただきました。 その中で相対運動による敵前大回頭の解析を紹介しましたが、しかしながら元々が解題であったことから丁字戦法そのものについては詳しく述べることが出来ませんでした。 そこで、改めて丁字戦法に関連して、日本海軍の創設期からの戦術の発達、丁字戦法の誕生と日本海海戦、そしてその後の丁字戦法について纏めたものです。 論文の冒頭に書きました様に、学会誌の本格的な論文とすると一般の方々には大変分かり難いものとなりますので、同学会にお断りして極力平易な内容とすることとしました。 しかしながら、この丁字戦法についての論文は、これまでは防衛研究所図書館の調査員をされている北澤法隆氏のものが最も纏まったものあり、かつ最も当を得たものであったと言えますが、今回の私のものは更にそれを掘り下げ得たものであると自負しております。 特に相対運動による解析はこれまで無かったものかと。 この度同学会の了承を得て、本サイトで一般に公開するものです。 PDF形式にて全ページをそのまま公開 いたしますが、同会報誌の誌面は残念ながら印刷の関係で画像が多少見難くなっておりますので、ディジタル化にあたりこれらは全て元の原稿画像のものに入れ替えましたことをお断りしておきます。 例によって印刷及び加工は不可の設定としておりますが、公開いたしますファイルはこのままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。 なお、印刷物としてのご希望の方がおられましたら、日本銃砲史学会から同会報誌をご入手いただけます様お願いいたします。 同学会の下記公式HPにてお尋ね下さい。 |
『日本海軍の丁字戦法に関する一考察』 |
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最終更新 : 23/Feb/2014