サイト・トップ頁へ 水雷講堂メニューへ 防備・対潜兵器一覧へ



九三式爆雷



水上艦艇より投射する遠距離対潜爆雷で、英国ビッカース社から購入したものを昭和6年3月27日官房機密第261号訓令により 遠距離爆雷 の名称の下に横須賀海軍工廠機雷実験部において改造実験されたものです。 昭和9年9月に内令兵を以て兵器採用されたとされていますが、その後の状況も含めて不詳です。







 主 要 目


  全 長   1,163 mm
  缶 径   施条部 : 260 mm
  胴体 : 238 mm
  胴体厚さ   5.5 mm
  装備全重量   107 kg
  空缶重量   53.5 kg



 性能大要


  炸 薬   下瀬火薬  50 kg 鋳填
  導火薬   下瀬火薬  500 g 圧搾
  信 管   九〇式爆雷信管一型、 同 二型
  発火深度   20m、 40m
  沈降速度   3.2 m/秒
  初 速   125 m/秒
  投射距離   最大 1400 m
  使用投射機   九三式投射機
  投射装薬包   七号投射装薬包、 同 八号、 同 九号
  発火深度調整機構   空気室の容積変化により調定






サイト・トップ頁へ 水雷講堂メニューへ 機雷兵器一覧へ 頁トップへ 次頁へ

 最終更新 : 26/Nov/2017