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二式爆雷



水上艦艇より投射又は落下する対潜爆雷で、それまでの主流であった九五式爆雷の改良型として米海軍の潜水艦の潜航深度に合わせて150mまで調定可能なものとして開発され、昭和18年10月に内令兵第82号をもって兵器採用され、直ちに量産に移り各種艦艇に配備されました。

本機雷には二式爆雷、同 改一及び同 改二の3種がありますが、炸薬の種類と量が異なる以外は同一です。




      





 主 要 目


  全 長   775 mm
  缶 径   450 mm
  胴体厚さ   4 mm
  装備全重量   160 kg
  空缶重量   60 kg (発火装置、導火薬共)
  炸薬室容積   102 リットル



 性能大要


  炸 薬   二式爆雷 : 八八式爆薬  100 kg
  同 改一 : 九七式 又は 九八式爆薬 150 kg
  同 改二 : 一式 又は K爆薬 110kg
  導火薬   下瀬火薬  990 g
  信 管   九五式爆雷信管
  発火深度   30m、 60m、 90 m、 120 m、 150 m
  沈降速度   約 2 m/秒
  使用投射機   八一式投射機、 九四式投射機、 三式投射機
  使用投射箭   爆雷投射箭、 同 一型、 簡易爆雷投射箭
  発火深度調定機構   時限注水式






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 最終更新 : 26/Nov/2017