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三式一号航空機雷一型 (改一)



航空機より敷設する落下傘付き繋維式触発機雷で、仮称K機雷 の名称の下に開発され、昭和19年4月6日内令兵第26号により兵器採用されていますが、改一の詳細については不明です。






 主 要 目


  形 式   繋維式触発
  全 長   3,370 mm
  外 径   600 mm
  全重量   640 kg
  浮 量   120 kg
  缶体長さ   1,453 mm
  同 重量   225 kg
  同 浮量   98 kg
  落下傘直径   10.4 m
  同 索長   10.5 m
  繋維器重量   315 kg
  同 高さ   720 mm
  繋維索   径 6 mm、  長さ 1 m



 性能大要


  炸 薬   九七式爆薬  80 kg
  発火形式   醸成電池式触角 (4本)
  敷設可能水深   300 m
  敷設可能深度   3 〜 10 m
  敷設安全時間   約30分
  寿 命   約6ヶ月
  搭載航空機   一式陸攻 (1個)
  投下気速   150 節
  投下高度   250 〜 500 m
  敷設間隔   100 m



 構造 ・ 作動


 (1) 機雷本体

機雷本体のみは大戦中に米海軍によって捕獲されており、その形状・構造は次のとおりとされています。











 (2) 使用触角

米軍が大戦中に戦地で捕獲したものでは 九七式触角 が使用されています。







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 最終更新 : 31/Dec/2017