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六号機雷三型



水上艦艇より敷設する対水上艦艇及び対潜水艦用機雷で、昭和3年に英国ビッカース社より200個購入 (炸薬なし) したものを、H3機雷 の名称の下に、下瀬火薬を鋳填し、九一式機雷電気信管を装備するように改造の上各種の実験を行い、昭和9年1月に兵器に採用されたものです。






 主 要 目


  機雷缶缶体外径   1,040 mm
  同 高さ   1,095 mm
  同 厚さ   4 mm
  機雷缶装備全重量   420 kg
  同 浮量   205 kg
  繋維器高さ   725 mm
  同 幅   850 mm
  同 重量   480 kg
  機雷及び繋維器組立全重量   900 kg
  機雷装備全高   1,700 m
  繋維索   周 24 mm、 長さ 300 m
  深度索   周 16 mm、 長さ 64 m
  深度錘重量   32 kg
  機雷缶耐圧強度   水圧 : 6 kg/cm、  気圧 : 1.4 kg/cm



 性能大要





  炸 薬   下瀬火薬  200 kg  鋳填
  発火装置   触角式及び醸成電池式 6個 (内2個は対潜水艦用)
  安全装置   発火安全装置 : 導火薬安全装置
             (砂糖溶解所要時間 30分)
  浮流安全装置
  信 管   九一式機雷電気信管
  整深装置   浮上分離式  深度調定器有り
  敷設最大海深   360 m
  敷設深度   60 m
  安全距離   深度10mにて 50m
  衝撃感度   速力16節以上にて発火






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 最終更新 : 15/Aug/2011