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四十口径安式六吋砲




  要目諸元
  弾  薬
  照準器
  図面類



(注1) : 本頁内の の字は、正式には全て 偏に と書く字で 「とう」 と読みます。 常用漢字にも Shift-JIS にもありませんので、代用しております。


 

 要目諸元


 装備艦 (門数)  (注2) 参照
 砲製造所  安社
 砲式  安式
 尾栓の式  春日 : 三挙動式
 その他 : 安式
 発火装置種類  安式
 口径 (粍)  152.4
 砲身重量 (瓩)  一号 : 5,770
 二号、三号 : 6,660
 砲身構造  一号、二号 : 層成式
 三号 : 鋼線式
 砲身全長 (粍)  6,330.8
 砲筒全長 (粍)  6,095.9
 旋条種別  右旋漸加
 旋条拗曲度  砲口にて29.14口径に付き1回転
 旋条数  一号 : 28
 二号、三号 : 24
 筒渠幅 (粍)  一号 : 11.43
 二号、三号 : 9.90
 筒渠深 (粍)  一号:1.27
 二号、三号:1.30
 薬室長 (粍)  739.0
 薬室容積 (立)  13.2
 砲の命数  330
 単装連装別  単装
 砲架の種類  高脚
 砲架の全重量 (瓩)  4,634
 最大仰角 (度)  16
 許容駐退最大限(粍)  379.7
 水圧電動装置  水圧及び電動
 洗浄噴気装置  
 楯の全重量 (瓩)  上甲板砲 : 4,560
 中甲板 : 1,340


(注2) : 本砲の装備艦 (装備門数) は次のとおりです。

          三笠 (14)、朝日 (14)、敷島 (14)、富士 (10)、出雲 (14)、磐手 (14)
          常盤 (14)、浅間 (14)、八雲 (12)、吾妻 (12)、春日 (14)、日進 (14)
          高千穂 (8)、浪速 (8)、津軽 (10)、新高 (6)、対馬 (6)、秋津洲 (4)
          和泉 (2)、明石 (2)、須磨 (2)、音羽 (2)



 

 弾 薬



 弾種 徹甲榴弾 鍛鋼榴弾
 弾量 (瓩) 45.36
 弾丸長 (粍) 481.7 571.5
 炸薬  薬種 下瀬火薬
 薬量 (瓩) 1.875 4.800
 信管 伊集院信管一号
新式伊集院信管一号


 装薬  種別 常装 減装
 型式 薬莢
 薬種 MD紐状
 薬量 (瓩) 6.670 3.200
 初速 (米/秒) 700 450
 砲口全勢力 (粍・瓩)    
 砲口穿入力 (粍) KC鋼板 159  
 火管 速射砲用電気火管
安砲用撃発火管


 

 照準器



 照準装置  常盤、春日 :
 単働整度器付
 その他 : 単働
 望遠鏡の種類  直径2吋半
 照準線と筒軸線との距離 (粍)  上甲板砲 :
    A : 387.18
    B : 525.30
    C : 374.50
    D : 528.60
 中甲板砲 :
    A : 332.64
    B : 333.70
    C : 330.35
    D : 334.37
 照準線長 (粍)  940
 基準距離 (米)  一号 : 1100
 二号、三号 : 2300
 照尺の最大射程 (米)  10000
 照準器固有傾度  1度 30分 00秒


(注3) : 照準線と筒軸線との距離における A〜D の意味は次のとおりです。

      A : 左照準器の照準線と筒軸線との水平距離
      B : 左照準器の照準線と筒軸線との垂直距離
      C : 右照準器の照準線と筒軸線との水平距離
      D : 右照準器の照準線と筒軸線との垂直距離



 

 図面類









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 最終更新 : 30/Dec/2011