HPトップへ 砲術講堂メニューへ 「旧海軍の砲術」メニューへ 砲熕武器メニューへ 砲熕武器要目諸元メニューへ ← クリックして戻る



四十口径安式、四一式、一号三吋砲




  要目諸元
  弾  薬
  照準器
  図面類



(注1) : 本頁内の の字は、正式には全て 偏に と書く字で 「とう」 と読みます。 常用漢字にも Shift-JIS にもありませんので、代用しております。


 

 要目諸元


 装備艦 (門数) (注2) 参照
 砲製造所  安社  呉工廠  同左
 砲式  安式  四一式  一号式
 尾栓の式  安式  四一式  一号式
 発火装置種類  安式  四一式  一号式
 口径 (粍)  76.2  同左  同左
 砲身重量 (瓩)  610  同左  同左
 砲身構造  層成式  同左  同左
 砲身全長 (粍)  3,139.4  同左  同左
 砲筒全長 (粍)  3,047.9  同左  同左
 旋条種別  右旋漸加  右旋平等  右旋漸加
 旋条拗曲度  砲口にて30口径に
 付き1回転
 28口径に付き1回転  砲口にて29.89
 口径に付き1回転
 旋条数  16  24  16
 筒渠幅 (粍)  9.27  6.12  9.27
 筒渠深 (粍)  1.00  同左  同左
 薬室長 (粍)  394.7  同左  同左
 薬室容積 (立)  2.087  同左  同左
 砲の命数  730  同左  同左
 単装連装別  単装  同左  同左
 砲架の種類  高脚及び中心軸  四一式  高脚
 砲架の全重量 (瓩)  1,147    725
 最大仰角 (度)  20    20
 許容駐退最大限(粍)  高脚 : 304.8    178


(注2) : 明治44年現在の装備艦(装備門数)は次のとおりです。

  安式 :
      三笠 (20)、朝日 (20)、敷島 (20)、富士 (16)、相模 (16)、出雲 (12)
      磐手 (12)、常盤 (12)、浅間 (12)、八雲 (16)、吾妻 (16)、春日 (10)
      日進 (10)、阿蘇 (16)、笠置 (12)、千歳 (12)、橋立 (6)、厳島 (6)
      新高 (10)、対馬 (10)、音羽 (4)、見島 (4)、宇治 (4)、赤城 (5)、
      八重山 (3)、千早 (4)、 満州(2)、 韓崎(1)

  四一式 :
      丹後 (10)、安芸 (8)、肥前 (14)、周防 (16)、津軽 (12)

  一号式 :
      鹿島 (10)、香取 (10)、石見 (16)、最上 (4)、淀 (4)、鈴谷 (4)



 

 弾 薬



 弾種 徹甲榴弾 鍛鋼榴弾
 弾量 (瓩) 5.670
 弾丸長 (粍) 248.6 286.1
 炸薬  薬種 下瀬火薬
 薬量 (瓩) 0.265 0.613
 信管 伊集院信管二号
新式伊集院信管二号


 装薬  種別 常装 減装
 型式 薬莢
 薬種 尋常紐状
 薬量 (瓩) 0.880 0.420
 初速 (米/秒) 680 450
 砲口全勢力 (粍・瓩)    
 砲口穿入力 (粍) KC鋼板 77  
 火管 速射砲用電気火管
安砲用撃発火管


 

 照準器



 照準装置  
 望遠鏡の種類  安式 : 直径2吋
 その他 : 直径2吋半
 照準線と筒軸線との距離 (粍)  A : 254.0
 B : 209.5
 照準線長 (粍)  939.8
 基準距離 (米)  
 照尺の最大射程 (米)  8000
 照準器固有傾度  2度 00分 00秒


(注3) : 照準線と筒軸線との距離における A〜D の意味は次のとおりです。

    A : 左照準器の照準線と筒軸線との水平距離
    B : 左照準器の照準線と筒軸線との垂直距離
    C : 右照準器の照準線と筒軸線との水平距離
    D : 右照準器の照準線と筒軸線との垂直距離



 

 図面類









「旧海軍砲熕武器要目諸元」メニューへ 頁トップへ

 最終更新 : 30/Dec/2011